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オステオパシーの初期・・手技療法&外科

今回のブログはオステオパシーの世界における基本的な情報を書いてみようと思います。

オステオパシーはアメリカで1874年に医師であるA・Tスティルが創造しました、その歴史から初期のオステオパシーはオステオパシー手技の手による施術と外科行為を行う職種として誕生しました。

 アメリカの初期のオステオパシーは手技療法士&医師だった訳です、今回はアメリカの初期のオステオパシーの施術行為について書いてみます。

 スティルが初めに学んだ医学はアロパシーと呼ばれるものでした、アロパシーは実は現代医学の昔の言われ方でこの言葉はアロパシーと対立したホメオパシーのサミエル・ハーネマンが言い出したとされている。

 アロパシーとは対症療法をさし症状と対立する事に医学的哲学をおき、人間の体を唯物的にまた細分化して観る特徴があり、治療の手段に外科・注射・薬・瀉血などを行いました。

 オステオパシーの創始者スティル医師は、自身の行っていた19世紀のアロパシーの行為の危険性に悩んだ方でした当時のアメリカ医学はヨーロッパ医学より遅れを取ってました、そのため細菌学や衛生学や公衆衛生学に対する基本的な認識や薬理学も未成熟だったために、19世紀のアロパシーの医療行為は大変危険な物でした。

 

 衛生や公衆衛生の知識は徐々にアメリカのアロパシーにも浸透し、白衣を洗う重要性や医療器具を消毒する行為を行うように成り、外科手術後の患者の感染症による死亡率が劇的に改善して行ったとされています。

 アメリカ昔の医者たちは自分の外科手術の経験度をアピールするため白衣(血染めの白衣)を洗いませんでした、また外科手術に使ったメスなども洗わずに使いまわしする事があったとされます。

 

 スティルは衛生環境に注意したうえで行う外科的行為の一部は人に有益だとしました、例えば戦争などで物理的に骨折や裂傷を起こした人や、難産の妊婦に対する帝王切開の外科手術は重要としました。

 スティルは一部の外科行為を勧めませんでした、癌は基本的には外科手術の適応ではないと考え、オステオパシー手技と生活改善で対応すべきとし癌の外科行為をすすめませんでした。

 初期のオステオパシーは物理的な大きな怪我や妊婦の産道を胎児が出れないような稀な例を除いては、基本的には身体の問題を改善するためにオステオパシーの手技療法を軸に誕生した訳です。

 ところがアメリカのオステオパシ―は20世紀初頭に危険な政治権力に飲み込まれ、薬を使う事を余儀なくされます。

 

製薬会社とアメリカ医師会がアロパシー以外の療法を殲滅するための大きな出来事が起こったのです・・・。

 本日はここまでにします・・・ブログが少し長くなりました、この内容の続き次回に書こうか悩んでいます・・話がかなり怖いんです・・・ネットで書くのが少し怖い・・。

いずれにしても私が所属する東京は日本橋の日本オステオパシーメディスン協会の、オステオパシー入門セミナーなどで年に数回教えています。

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