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筋骨格系・内臓系・頭蓋仙骨系

筋骨格系・内臓系・頭蓋仙骨系

当院のオステオパシーは筋骨格系・内臓系・頭蓋仙骨系の全てを観察し、全ての系に対するオステオパシー検査&調整手技を総合的に行います、全身に対応するパーフェクトなオステオパシーを提供します。
オステオパシー機能障害は、複数で起こる事があります、内臓系と筋骨格系・・頭蓋仙骨系と内臓系・・筋骨格の骨盤と頸椎の関節と筋・筋膜など色々なパターンがあります。オステオパシーは症状の原因がどの系にあっても検査と施術が行えないと、完璧なオステオパシーとは言えません。

筋骨格系

筋骨格系とは、身体の運動器系で全身の骨・関節(靭帯・関節包・軟骨)・筋・筋膜・腱を指します。
昔のオステオパシーの筋骨格系の施術範囲は、脊柱(脊椎)・肋骨・骨盤・上肢・下肢の骨関節や筋・筋膜がメインで、筋骨格系と頭蓋仙骨系をオステオパシーが分けて表現する場合、頭蓋を除外した筋骨格系と言える。
オステオパシーでは、仙骨や尾骨や下顎骨や舌骨は、従来の筋骨格系のオステオパシーの範囲にでもあり、頭蓋仙骨系にも属する所で共通した所です。

骨関節&筋・筋膜

骨関節&筋・筋膜

筋骨格系は身体の構成要素の中で最も多く、昔からオステオパシーが最も注目した所です。
筋骨格系の骨粘弾や関節の遊び(自由度)や、筋・筋膜の柔軟性が正常だと、それに関連した脈管(動脈・静脈・リンパ管)や神経の働きが保たれ、筋骨格系の運動器以外の内臓や神経の正常化につながり、力学的効率性・体液循環・神経伝達の総合的な健全さが保たれ、内臓系や頭蓋仙骨系にも快適な環境を与える。

筋骨格系のオステパオシー機能障害

筋骨格系に各種ストレスが生じた場合、筋骨格系にオステオパシー機能障害が生じる事があります。大きく分けると関節機能障害と筋筋膜機能障害に分けられ、また骨の線維の弾力性の問題にを生じた骨内リージョンも含まれる。

関節機能障害

関節機能障害

 背面から見た関節構造

関節機能障害とは、関節の靭帯・関節包・滑液・軟骨の粘弾性や関節面の滑りの問題で、関節の動きが小さく硬くなり、可動性が少なく歪みを生じ、構造‐循環‐神経の乱れを生じている。関節機能障害がひどくなると、動いた際に痛みを生じ、関節の運動に関わる筋・筋膜の機能性にも問題を起こします、また関節機能障害からその他の部位に関連痛を起しやすく成ります。

筋骨格系の枠組みの問題は内臓系や頭蓋仙骨系に影響し、また筋骨格系の体性神経や自律神経の情報の乱れや、循環の効率を悪くします。オステオパシーはカイロプラクティックや整体と異なり、脊椎・肋骨・骨盤だけでなく四肢の関節機能障害にも独特の考えとアプローチを行います。

筋・筋膜機能障害

背面から見た筋・筋膜構造

 背面から見た筋・筋膜構造

筋・筋膜機能障害は、筋(筋肉)と筋膜(腱膜)の機能障害の事ですが腱の機能障害も含み、筋肉の中や筋腱接合部(筋と腱が変わる所)や腱の骨の付着か所に、硬く収縮し線維化したポイントを生じたり、筋を被う被膜の筋膜(腱膜)の硬くなった状態を指します。

筋膜の問題は特に連続的な身体の歪みや引っ張りの連鎖を生じ、生命のパイプライン(神経・血管・リンパ管)は全て筋膜を経由して各組織に行き、正常な情報と代謝と動きを可能にしている事から、筋膜の正常化は重要な手技に成る。

関節機能障害も筋・筋膜機能障害は単独で起こる場合と、関節と筋筋膜が連続的に二つとも問題を生じる場合が有ります。
また筋膜は内臓の膜とつながりを持ち、また頭蓋仙骨系ともつながり、オステオパシーは統合的な施術を重視する無二の手技療法と言えます。

筋骨格系のオステオパシー機能障害と症状

筋骨格系のオステオパシー機能障害は傾向として、運動器系の問題なので身体の動きで症状の改善や悪化が生じやすい、また身体を緊張させる姿勢や不意な姿勢や動きの変化で痛みを生じやすい。一般的な肩こり 首こり 首の痛み 肩の痛み 背部痛 腰痛 骨盤痛 上肢の関節痛 下肢の関節痛 怪我の回復後の不調 各種神経痛など適応性が広い。

また筋骨格系の問題から、筋骨格系の神経の乱れだけではなく内臓の神経を乱し、内臓の不快な症状を筋骨格系の機能障害から生じる場合がある、内臓の不調の原因が内臓自体が原因ではなく、筋骨格系の原因から起こる場合は筋骨格系の施術で内臓の改善を計ります。

筋骨格系のオステオパシー手技

骨関節&筋・筋膜

筋骨格系のオステオパシーは、筋骨格系に生じたオステオパシー機能障害(関節機能障害 筋・筋膜機能障害 骨内粘弾機能障害)に対応した施術法で、関節機能障害の施術法と、筋・筋膜機能障害の施術法と、関節&筋・筋膜を複合した施術法があります。
更に関節と筋膜の施術法は、具体的に動かない方向へ動かす直接法と、歪みを誇張しソフトに施術する間接法が有ります。

参考 施実内容と施術の流れ>

 

内臓系

オステオパシーの内臓系の手技は、フランスを軸としたヨーロッパ系のオステオパシーが大きく発展させたました。
オステオパシーが言う所の内臓系とは、全ての内臓と内臓連結とその他の3つの力学システムが関わっています。

内臓機能障害

内臓には正常な運動性が大切

内臓には正常な運動性が大切

オステオパシーでは上記の内臓系の、内臓間膜や内臓靭帯・内臓弁システム・内臓実質に、緊張や弛緩といった構造にオステオパシー機能障害が起こった場合を、内臓機能障害とします。

内臓機能障害の問題は、内臓間膜の緊張や鬱血や循環の低下などを起し、内臓力学・内臓循環・内臓神経の異常を生じます。内臓の病理的な問題である癌や、動脈硬化や・結石や・虫垂炎などは、内臓機能障害のレベルを超えた病理的な問題で、問診やオステオパシー除外テストを行い、可能性や陽性反応が有る場合は、内臓機能障害の範囲を超えているので病院の検査や施術を進めます。

内臓機能障害の症状と連鎖

内臓のオステオパシー機能障害である内臓機能障害は、呼吸器系・消化器系・循環器系・泌尿器系・生殖器系の様々な不調を生じます。
また内臓機能障害が筋骨格系に影響し問題が酷くなると、筋骨格系の腰痛や肩こりや、頸部痛などの症状を出したり、更にひどくなると筋骨格系に二次的オステオパシー機能障害を起こします。
また逆に筋骨格系の関節機能障害が原因で、内臓に症状や内臓機能障害を起こしていく場合も有り、頭蓋仙骨でも同じ様な関係を生じ得ます。
いずれにしても内臓系へのオステオパシーは、内臓の不調は勿論ですが、内臓機能障害が原因で筋骨格・神経系症状を生じている場合、有効な調整手技です。

内臓系のオステオパシー

内臓機能障害は、オステオパシー問診法や、オステオパシー検査法で見つけ、内臓系のオステオパシーで施術し問題を改善させます。

内臓系機能障害には、内臓オステオパシー MACDG内臓脈管手技で施術され、体を刺激し内臓に反射で施術するオステオパシー反射テクニックやチャップマン反射も内臓機能障害を間接的に施術します。
(内臓手技は除外テストを行い、病院に行くべき危険な兆候やテスト陽性がある場合行いません、整体などで内臓オステオパシーや内臓マニュピレーションを、真似て行う所があるようですが、専門の機関で教育を受けていない限り一部の方には危険です。)

上記の内臓オステオパシーは、頚部内臓腔・胸膜・肺臓裂・心膜・食道胃連結・胃・十二指腸・小腸(空腸・回腸)・大腸・小骨盤内臓堤靭帯・子宮・卵管を、皮膚や皮下組織を返して操作し、この臓器や連結組織に働きかける、筋骨格系や頭蓋仙骨系の手技で回復困難な様々な問題に有効です。
例えば精神的問題からの不調は内臓機能障害を生じやすく、また内臓機能障害はアレルギーの要因にもなり、精神的な抵抗力を高めたりアレルギーに特殊な効果を発揮する場合があります。

内臓の問題の管理は、日常生活の食事やそれ以外の複数の要素が深く関わり、指導が重要なる。

 

頭蓋仙骨系

頭蓋仙骨系とはオステオパシー固有の表現です、頭蓋骨も仙骨も筋骨格系に属しなぜ筋骨格系と頭蓋仙骨系を分けるのかと言うと、昔のオステオパシーは筋骨格系の施術を行っていましたが、基本的には頭蓋に可動性があると考えておらず、筋骨格系のオステオパシーに頭蓋や顔面の骨関節構造を含んでいませんでした、そのために後から生まれた頭蓋仙骨システムに対するオステオパシーの施術範囲は、従来の筋骨格系と反復する所と、該当しない所があります。

頭蓋仙骨系とは

この頭蓋仙骨システムは、頭蓋や仙骨などで確認される微細な自動運動「一次呼吸」に関連するシステムで、この運動システムは5つの要素の相互関係が調和して、正常な微細なリズム運動を行うと仮定されている。

頭蓋骨は脳の可動性を投影する

 頭蓋骨は脳の可動性を投影する

  • 脳の固有運動
  • 脳脊髄液の排液
  • 硬膜の半密閉システムと相互張力膜
  • 頭蓋骨の可動性
  • 仙骨の可動性

上記の5つが代表的な頭蓋仙骨システムだが、厳密には顔面骨や尾骨や舌骨や後頭環椎も、頭蓋仙骨システムに入る。この中で従来の筋骨格系のオステオパシー重複する所は、仙骨と尾骨と舌骨と後頭環椎です。

頭蓋仙骨システムは、中枢神経・脳神経十二対・副交感神経系(頭仙系)洞の排液(鼻腔洞・副鼻腔洞・乳様突洞) 顎関節 嚥下 眼球運動 視力聴力 内耳など・・・これらの正常な機能を維持するのに重要なシステムとオステオパシーは考えていて、オステオパシー機能障害が頭蓋仙骨システムの何れかに生じると、頭蓋仙骨系にアプローチするオステオパシーが有益な手技と成る。

頭蓋仙骨系の機能障害

小児や若い方の頭蓋骨は関節が多くわずかに歪むことがある

小児や若い方の頭蓋骨は関節が
多くわずかに歪むことがある

頭蓋仙骨系システムの5つの要素の何れかに、または複数にオステオパシー機能障害が生じると、頭蓋仙骨システムの全体の効率が損なわれる。
頭蓋仙骨システムの中の何所により負担が生じたかで様々な異なった症状を生じる。
頭蓋仙骨系の機能障害で生じ得る、不調や症状を以下に記載する。

記憶力低下・判断能力低下・学習能力の低下・感情の不安定や緊張・頭痛・鼻づまり・鼻粘膜の乾燥・顎関節痛や顎の開閉の問題・聴力低下・耳鳴り・耳の閉鎖感・めまい・嚥下困難・唾液の排液低下・斜頸・発声の不調・眼球運動・視力・骨盤痛・尾骨痛・副交感神経由来の内臓の不調

出産時の頭部の物理的力で赤ちゃんや子供に起こる、様々な機能的問題にも有意義な事が有りますが、物理的トラウマが大きすぎたり、時間が長く立ちすぎて瘢痕化したオステオパシー機能障害は、いずれにしても回復が困難に成ります。

頭蓋仙骨系へのオステオパシー

頭蓋仙骨系にオステオパシー機能障害が生じた場合、頭蓋オステオパシーの施術が適応と成ります。また筋骨格系と重複している尾骨や仙骨や嚥下や顎関節の問題の場合、必要に応じて筋骨格系のオステオパシー手技で施術します。
当院では頭蓋仙骨系に、バラルの頭蓋や脳実質のテクニックや脳神経の神経マニュピレーションや、カナダのオステオパシーの脳室のテクニックも用いる場合が有ります。

海外における頭蓋仙骨系の可動性や歪みパターンの研究
  • 頭蓋骨の微細な拍動性のリズミックな可動性を立証した実験は、アメリカのミシガン州立オステオパシー医科大学で、生体力学部の教授を務めたジョン・E・アプレジャーDOの研究です。
  • 頭蓋のSSBの歪みのエックス線での客観的検査は、1950年代アメリカのバッファローオステオパシー医院でエディー・ダブ・スミス医師が行い、後にミシガン州立大学のフィリップ・E・グリーンマンDO/FAAOも、レントゲンでの頭蓋オステオパシーリージョンの歪みパターンを確認した。
注意・・小顔矯正や歪みの矯正の誇大広告の嘘と被害

もともと頭蓋オステオパシーは小顔や美容の矯正などのために出来ていませんし、常識的な事ですが、頭蓋オステオパシーの歪みの調整は美容整形の様な大きな形の変化は起こせません、頭蓋骨の骨の関節の縫合は出産直後は膜性の結合で泉門という柔らかいエリアが多くあり、1才で膜性組織から関節縫合が形成されだし、20才で柔軟性を持つ蝶形後頭低結合が形成され、40才から縫合線の骨化が始まり関節が固まります「・・・わずかな個人差もある様ですが‥」。

0才~1才、1才~20才、20才~40才までの順でどんどん頭蓋の関節縫合は動かなく成ります、40才までは僅かな歪みの改善があったにしても、歪みに対して頭蓋オステオパシーでは美容整形ほどの形の変化はありえません。

最近整体やサロンなどの誇大広告で小顔や顔の歪みの矯正など、世の中に誤解を生じえない、美容整形の様な誇張した効果をうたう悪質な表現があり問題がチラホラ起きてるようです、当院では間違った過剰な表現を問題視しています、小顔矯正の施術後の不調が改善しない方もいる様で、好奇心を悪戯に引かせる広告を信じないで下さい、また多くが高い料金の設定に成っていて驚くばかりです、いずれにしても解剖学の事実と異なる事は起こりえません。

頭蓋オステオパシーと頭蓋仙骨療法「クレニオセイクラルセラピー」同じではありません

頭蓋仙骨療法「クレニオセイクラルセラピー」は、頭蓋オステオパシーを学んだジョン・E・アプレジャーが、頭蓋オステオパシーを簡略化して作った物です、技術的にはかなり簡単に簡略化かされた物で同じではありません、オステオパシーの専門家以外の方にも出来るように簡略化した物です。また従来の頭蓋オステオパシーと異なり、軽いタッチの手技しかありません。

頭蓋オステオパシーは頭蓋の診断法が確りしていて、骨内や縫合の特殊な手技や液の手技もあり、また頭蓋仙骨システムの解釈が頭蓋仙骨療法と異なります。
頭蓋オステオパシーはかなり専門的で、複雑な手技が多く基本的にオステオパシーの専門家が行う手技です。

注意

クラシュカル・オステオパシーなどの一部のオステオパシーは頭蓋オステオパシーを行っていません。
スティル・アカデミィ・ジャパンなどのオステオパシー専門学校を出た者でない限り、日本で本場の頭蓋オステオパシーはあまり受けられないと思います。

 

 

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