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3期生卒業試験へのフランスのオステオパシー名門学への訪問

今月の3月初旬に、私がむかしに卒業したスティル・アカデミィ・ジャパン(SAJ)の学生を引き連れて、フランスのオステオパシー学校のアンドリュー・テーラー・スティル・アカデミィ(ATSA)に訪問しました。
私が学んだオステオパシー学校のスティル・アカデミィ・ジャパン(SAJ)は、このフランスのATSAのオステオパシー教育を導入した、提携校です。

オステオパシー学校の試験官には医者も含まれます
SAJのオステオパシー学校は5年間の最後が試験となります、その試験はフランスはリオンのATSAのオステオパスDOの資格を経たうえに講師として認められたオステオパスの試験官と、現代医学の医師のジェネラルDrの試験官が試験官になります。

(オステオパシDOとは、オステオパシー資格を経たオステオパシー専門家の事で、オステオパシーの5年生の学校教育を経た上に、オステオパシー論文がオステオパシー学校の論文審査会に認められた者の称号。通称はDO)

オステオパシー卒業試験の全体像

試験は実際のオステオパシー総合診断を行い、オステオパシーマニピュレーションの施術を行います。そして簡単な生活の指導などを行い終わります。約45分〜50分以内でこの事を全てこなします。

オステオパシー問診法

年齢や性別や職業の個人の基礎情報を聴いたのちに、主訴の時期や想定する原因や症状の場所や症状の詳細や、今現在どの様にしたら症状が出るのかの情報を聞き取り、その情報を更に筋骨格系・内臓系・頭蓋仙骨系の解剖や生理にグローバルに結びつけて問診を進めます。
そして過去の体の問題の経歴や、メディカルでの診断の有無から内容などを聞き、場合によりオステオパシー除外の可能性を探る内容を尋ねます。

オステオパシー検診法と原因仮説とオステオパシーマニピュレーション

その後に触診の検診に移行します、オステオパシー総合検査法もしくはオステオパシー除外検査を行い。そこから得た情報や触診の陽性を統合化して原因仮説を導き比較テストや限局テストを行い。症状の原因になった健全性を阻害するオステオパシー機能障害や機能障害連鎖を特定します。
そして原因に応じて筋骨格系や内臓系や頭蓋仙骨系の何か、または幾つかにオステオパシーマニピュレーションの施術を施します。

これらのオステオパシー総合診断や、オステオパシー除外検査やオステオパシーマニピュレーションの知識と技術は、習得に専門教育を正規の講師陣に5年間は学ばないと困難な事です。正直に言うと日本の整体の学校とは内容・質・量(時間)共に比較になりませんね。

3期生おめでとうございます

今回のスティル・アカデミィ・ジャパンの3期生は5年間の教育の最後のこの試験に全員が合格しました。本当に良かったです。お祝いを申し上げます。このテストの結果は5年間のオステオパシーの学理と技術の蓄積の結果でした。

今回のその他の2つのATSAでのピエゾンタンDOの各系をつなげた原因分析と硬膜評価

またその他にオステオパシーのポストグラディエート(卒後教育)レベルの全体の体の各系を統合化した臨床の診方や、仙骨から脊髄硬膜や仙腸関節や小骨盤内臓の機能障害の予測検査と繋がりをフランスのピエゾンタンDOに学びました。仙骨の脊髄硬膜や眼球を用いた、髄膜の評価はとても面白かったです、より厳密に症状の原因を探るフランスのオステオパシーの総合的評価は圧巻でした。

日本人講師のフランスでの講義

私と同期のSAJの1期生で卒業した、仲間の3人の日本人DOがフランスの最終学年の在学生徒を対象にセミナーを行いました。4時間程の講義で大きく内容が3つに分かれた内容を3人が各自分かれて、展開しました。
日本の伝統医療とオステオパシーの類似性に焦点を当てた内容と、日本の柔道整復の紹介と、科学的なインテンションやアテンションの観察とオステオパシー臨床における可能性と応用を、座学を中心に行いました。
この日本のDOの3人がフランスで行ったセミナーも受講者に高く評価されました。何よりです。

渡航の企画の全体像とボージョレー地方のワインの工房でのワインの試飲会

特別セミナーも日本人講師のセミナーも、卒業テストの卒業式も卒業パーティーも全て終えて、帰路に着く前の日はフランスの最上級生のオステオパシークリニカの講義に参加しました、フランスの卒業前の生徒の臨床力は圧巻でした。オステオパシー哲学を臨床に応用し解剖生理を論理的に仮説だて素晴らしいクリニックを展開していました。
その日の午後は、リオンからブルゴーニュ地方のボージョレー地区のシールブール村のワイン工房に行きました。そして若いワインのヌーボーでは無いワインを楽しみました、フランスの先生は皆さんボージョレーヌーボーは評価しておらず、ボージョレーのワインはヌーボー以外のワインを好んでいました。
ボージョレーの日本では知られていない本場のワインを堪能しました、また付け合わせのチーズとソーセージやハムも絶品でした。

今回のフランスのオステオパシー企画は、学校の経営陣との会議も多く多忙でしたがそれを含めて、大成功でした。ATSAやSAJの各校の理事や先生や事務局や通訳や学生の皆さん、ありがとう。


東京オステオパシーキャビネ
柴岡宏二

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