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感情と腰痛

今回は腰痛の様々な原因の中で注目されている感情の問題について書きます。

腰痛の原因は、物理的な問題(外傷・不良姿勢)・ネガティブな感情、飲食や嗜好品のからの内臓への負担や、、生物学的原因(感染症)など様々な可能性がありますが、比較的腰痛の引き金として多く起こっているのは感情の問題が大きくかかわる事が近年オーストラリアなどの研究で注目されています。手技療法ではオステオパシー以外ではほぼ無視されいます。

人間の痛みの自覚は医学的には脳の体性感覚野で痛みを感じます、体性感覚野は全身の身体の物理的感覚刺激の情報を受け取り、この脳の領域が興奮する事で物理的刺激を自覚します。
この物理的刺激の自覚は、圧力・牽引力・温度・湿度・など様々な物理的刺激の自覚となります、もちろん痛み「侵害刺激」もこの体性感覚野で感じます。
私の施術院に来る方の約90%は痛みが来院動機となっています、痛みは自覚症状なのでこの体性感覚野の何処かが興奮して痛みを自覚している訳です。

筋骨格由来の腰痛み

 この体性感覚野の腰部の感覚領域の侵害刺激を受け取る所が興奮し腰痛を起こします。それが起こる機序は腰の関節や骨や筋肉や筋膜にある痛みの侵害刺激を感じる神経終末が刺激され、脳の体性感覚野にその情報を送る事で痛みを自覚します。

内臓由来の腰痛

 その他にも腰の感覚神経に反射を引き起こすものとしては、内臓の脈管の自律神経の中の感覚神経からの侵害刺激の情報が身体の感覚と混線し、脳の体性感覚野の腰部の領域に混線した情報が伝わると腰痛を自覚します。

脳内で続く腰痛

 また腰痛の刺激が長期間伝わると、痛みの持続による不快感が感情を司る大脳辺縁系を刺激し痛みと不快な感情が連鎖的興奮を引き起こし記憶されると、不快な感情と痛みの記憶がリンクし腰や内臓からの痛みの刺激が無くとも、痛みを感じた際に個体が反応した感情に接触する事で、腰痛の記憶を再現し腰痛を引き起こします。

上記の内容を見ても腰痛の原因は複雑です、また慢性腰痛に成ると原因が複雑化しすると筋骨格系のみの施術だと難しくなります。

まとめ

私の施術院は様々な原因の腰痛や痛みにも有意義な理由は、世界のオステオパシー学校の中で初めて筋骨格系・内臓系・頭蓋仙骨系の3大柱の学校教育を行った、アンドリュー・テーラー・スティル・アカデミィ(ATSA)の教育を修了し、施術を提供しているからです。

 また感情が関係した腰痛やその他の痛みに関して、フランスのジャンピエール・バラルDOの内臓-脳-感情連鎖に対するアプロ―チや、ヴァンサン・ベネデットDOのサトル・エネルギー領域の中のアストラル体(感情体)に対する対応や、オステオパシー以外の感情に対するイギリス発祥の代替療法、バッチフラワーレメディーも有益に働きますので当院では取り入れより改善の幅を持っています。

 注意事項・オステオパシーは重度の精神疾患(重度のウツ・解離性人格障害・強迫性障害・その他‥)においては有用性は確認されていません、賛否両論あるようですが緊急の場合「自殺などの恐れ‥」などは精神科の処置が重要です。

 オステオパシーで心の問題が何でも改善できる訳ではありません、その点は過大評価なさらないように御注意下さい。

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