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腰痛と脊椎マニピュレーション

 オステオパシーは腰痛に有効です、1970年代~2000年を過ぎて現在に至るまで、オステオパシーやカイロプラクティックのなどの背骨の脊椎を操作する手技「脊椎マニピュレーション」が、腰痛に有効な結果をもたらしている事が数多くの科学的研究で分かって来ています。 

 脊椎マニピュレーションには、オステオパシーやカイロプラクティツクやだけでは無く、オステオパシーのストラクチャーテクニックやアーティキュレーションやマッスルエネルギーテクニックなどから派生した様な、理学療法士が行うマニアルセラピーやモビリゼーションも含まれる。

 日本で初めて発行されたデンマークの理学療法士が書いた「モビリゼーション・・・(医道の日本・・1990年2月25日発行・現在絶版)」を共著で書いたジョン・ブラックマン&カレン・フィリップは、この技術がオステオパシーの功績で存在している事を書いている、・・・・・ここでは少し紛らわしいので理学療法士の行うオステオパシーの一部の様な手技を・・その他とする。

 いずれにしてもオステオパシーやカイロプラクティックやその他・・などが行う、脊椎を操作する手技は腰痛に効果を発揮する可能性が高い施術法です。

 欧米の先進国では基本的に腰痛に対して国がオステオパシーなどの脊椎マニピュレーションを進めています、日本の腰痛の厚生労働省が出したガイドラインは、世界の腰痛に対する共通した推薦項目に挙げられる脊椎マニピュレーションを、高く評価していません、その理由は日本に置いてカイロプラクティックやオステオパシーや整体などが法制化されていなく、教育レベルや技能などレベルの基準が分からない事が問題としているからです。

 私に言わせると、大半はその通りなんですが、一部のカイロプラクティックやオステオパシーの専門教育を行っている学校は、世界基準や欧米の基準に沿った学理と技術の教育と試験を行っています。

 民間資格ながら欧米の先進国レベルの教育をへたオステオパスやカイロプラクターが居るのも事実です。

 さて腰痛には急性腰痛と慢性腰痛があります、ヨーロッパなどのオステオパシーの研究の一部では慢性腰痛にもオステオパシーは有効とする研究がありますが、オーストラリアやニュージーランドなどの慢性腰痛に対する脊椎マニピュレーションの効果は中~低程度の効果との報告があり、議論の余地があります。

 私の経験では慢性腰痛では脊椎のみの手技より、より総合的なオステオパシー手技や腰痛教育の組み合わせが慢性腰痛への有効性を高めると考えてます。

 ちなみにマッサージや鍼灸などの腰痛への有効性は、欧米の研究では大半が有効性を認めていませんが、有害性も特に認めていません、ちなみに整形外科従来の腰痛に使っていた腰部のコルセットは多くの研究で有害です。

 有害とは・・腰痛で何もしなかった方よりコルセットをした方が回復が遅く慢性化した率が高かった訳です。・・・・一般の方はビックリですよね。

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