来院された方に「オステオパシーは整体ですか」と質問があり、簡単な違いを前日お話しました・・・今回はカイロプラクティツクとの違いの含めてこの事を書いてみようと思います。
まず今回は誕生の歴史の違いを少し紹介します。
この3つの手技療法ではオステオパシーが最も古く、1874年にアメリカのミズーリ州のATスティル医師が、全身の解剖学の知識とマグネティックヒーリングとボーンセッティングなどを統合化させ創造した療法です。
カイロプラクティックは1895年にアメリカのアイオワ州の食品雑貨店を営んでいたDDパルマ―が、マグネティック・ヒーリングの思想やビーンセッティングと脊椎と神経に注目し統合化して誕生した。
整体は大正時代(1912～1926)に、按摩やマッサージの業務を盲目の方以外に認めないとした法制化の変化から、目の見える方で按摩やマッサージを行っていた者が業務が出来なくなった又は名乗れなくなったため、自らのアイデンティティーを求め大正時代にアメリカから入ったオステオパシーやカイロプラクティックやスポンディロセラピーの本を参考に、按摩の技術に混ぜて法制化から逃れ自己の特徴を主張する形で誕生した。
・・・・スポンディロセラピーは脊髄反射療法と呼ばれ、オステオパシーやカイロプラクティツクにも影響があるとされる。
オステオパシーの誕生後の約20年後にカイロプラクティックは誕生しましたが、実はDDパルマ―はオステオパシーの影響を強く受けてカイロプラクティックを創造したとされています・・・また今度書きますね。
整体は8世紀ごろに唐から日本に伝わった按摩と、オステオパシーやカイロプラクティックやスポンディロセラピーの書物を混ぜて誕生した民間療法で、統一した学術体系を持たない。
まあ誕生や歴史に関してはこんな違いがあります、皆さんは驚くかも知れませんが、オステオパシーが最も古いんです。
興味がある方は是非ホームページを観てみて下さい。
