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背中の左側の痛み

 

今回は背中の痛みの事についてオステオパシーの意見と、当院の施術について書いてみます。

背中の様々な痛みの様々な原因

筋骨格系からの背中の左側の痛み

猫背の不良姿勢から背中の左の脊椎起立筋の循環が悪くなれば、乳酸が溜まり背中の左側に痛みを起こす事があります。また、身体を無理に捻ったりして脊椎や肋骨(左側)に局所的な関節機能障害を起こし、背中の左側に痛みが起こる事があります。

脊椎の機能障害では左の関節面の発散か収束で起こる事が多く、肋骨も左の肋椎関節か肋横突関節の固着で起こし得る。

内臓系からの背中の左側の痛み

暴飲暴食や感染症や薬やワクチンが引き金となり内臓の不調を起こした場合の背中の痛み。

肺や心臓や気管支などの、胸に空間に収まる胸腔臓器の不調から背中の痛みを起こし得ます。また背中の比較的下部は横隔膜の下の、胃や膵臓や脾臓や大腸の結腸曲などの上腹腔臓器の不調からも背部痛を起こし得ます。

これら内臓機能障害は神経反射の内臓反射から、内臓の不快な情報を内臓の神経が読み取り、脊髄だ背中の筋骨格系に反射を起こし背中に痛みを起こし得ます、この事を内臓体性反射と言います。

上記以外にも、内臓間膜や内臓低靭帯を返して背中にアンバランスが加わり、背中を緊張させ背中に痛みを起こします。

心因的なストレスによる背中の痛み

持続的な心理的ストレスから、筋・筋膜を緊張させ起こる背中の痛み。

怪我による背中の痛み

背中の打撲や骨折などが原因の、背中の痛み。

原因に応じた様々なアプローチ

関節機能障害から起こる背中の左側の痛み

関節機能障害から起こる背中の痛みに有益です、この問題には関節の矯正が適しますのでオステオパシーやカイロプラクティックが適応の問題です。

カイロプラクティックはアジャストと言う素早い速度の小さな振幅を関節に与えて矯正を行います、よく矯正時にボキボキと音がしやすい手技です。

オステオパシーでもカイロプラクティックより昔からこの系統の矯正を行なっています、高速度低振幅法と言ったりスラストと言います、非常にデリケートにソフトに行います。

またオステオパシーでは、全く痛みを伴わないソフトな関節調整法のファンクショナル・テクニックや、患者の筋力を矯正に利用するマッスル・エネルギーテクニックのあり、体が敏感な方や、体の弱い方や高齢者や子供でも関節の矯正が可能です。

マッサージが有益な背中の痛みとオステオパシー

マッサージは背中の筋・筋膜の緊張の問題なはずです。だが具体的な効果を示すエビデンスが私の調べた範囲では分かっていません。

マッサージはオキシトシンを促し自律神経を安定させる効果が期待できると考えています。精神的ストレスが大きく筋・筋膜が緊張している場合は有益だと思います。

オステオパシーは、スェーデッシュマッサージに類似した手技にソフト・ティシュテクニックがあります。オステオパシーはこの手技だけで終わることは基本手にありませんが、オステオパシーも所有しています。

筋・筋膜の軟部組織に対してマツサージにはない、インヒビジョンやシデレーションや筋エネルギーテクニックや筋膜リリースやカウンターストレインのオステオパシー手技は、オステオパシーの独壇場です。

整形外科や整骨院/接骨院が有益な背中の痛みとオステオパシー

整骨院と接骨院は同じ柔道整復師です、怪我の施術のプロです。背中を打撲した後の痛み、怪我の痛みなら適している可能性がありますが、外傷が大きいとレントゲンの必要性があるのでその場合は整形外科をお勧めします。

整骨院/接骨院は骨折・捻挫・打撲・肉離れの専門家です。整形外科も同じくそうですが、整形外科は更に範囲が広くX線やMRIなどの画像診断や血液検査や、外科や薬や注射が行えるので、体幹や頸部や頭部といった重要器官が収まる構造の外傷は、画像の確認が必要なので整形外科を進めます。

オステオパシーの一部は軽度の捻挫には有効ですが、特に有効なのは怪我の回復後の背中の痛みには有効です、怪我の瘢痕の古傷の様な状態にオステオパシーは適応します。

一部に整骨院や整形外科で働く理学療法士は、オステオパシーやカイロプラクティックをセミナーで学んでいる方がいます。正規のオステオパシーやカイロプラクティックのディプロマを所有している術者は稀です。施術者の経歴はネットで調べると良いと思います。

※「当院では、衣服を着て施術を受けて頂いてます」

当院のオステオパシーの施術&自然療法の指導

オステオパシーはマッサージが適応とする背中の痛みから、カイロプラクティックが適応とする背中の痛みの原因に全て対応できます。

またオステオパシーしか対応しない領域の内臓機能障害から起こる背中の痛みがあります。また頭蓋機能障害から起こる背中の痛みもあります。多くの背中の左側に痛みは、これらの原因が複合的に組み合わさっています。

その場合は正式にオステオパシーを学んだオステオパシーの専門家であれば対応可能です。

 

当院の施術者は正規のオステオパシー専門家(オステオパシーDO)の資格を、フランスの国家認定校のATSAで取得しています。またオステオパシー卒後教育のセミナーを数多く受講し、世界の最先端の学理と技術の習得に努めています。ぜひ背中の痛みでお困りの方は、ご来院をご検討ください。

 

当院は内臓の機能障害が背中の左側の痛みに関わる場合、寛容で効果的な自然療法のセルフケアや食事法の指導を行う場合もあります。

お問い合わせ

  • 電話番号: 03-3942-4678
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