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肩こり・腰痛・背中の痛み・・・神経の関り

 人の体は凝りや・痛みなど不快な症状を起こす事があります。

 実は大半の肩のコリや、腰痛などの痛みは整骨院や整形外科の施術範囲の怪我から起こっていません、新鮮な損傷から起こる確率は極めて低いのです。

 オステオパシーは、整形外科や整骨院「柔道整復」が施術対象とする靭帯や肉離れや打撲の様な組織が壊れて脆くなった怪我では無く、組織の緊張や可動性の制限を緩め動かす専門家です。

 この組織の緊張が筋骨格系で起こっていて肩こりや腰痛の原因に成っている場合、筋骨格系のオステオパシーを行い、肩こりや腰痛の原因が内臓系の間膜や血管の循環から問題を起こしている場合は、内臓系を施術します。

 頭蓋仙骨系「仙骨の場合筋骨格系でもありますが・・・」が肩こりや腰痛の原因の場合は、頭蓋仙骨系の施術を行います。

 ここで扱うオステオパシーの言う組織とは、基本的に結合組織の事です、一般的に連想される結合組織としては靭帯・関節包・筋膜・腱・筋肉の事で、より正確には軟骨・骨・脂肪・腹膜・間膜・硬膜・血液細胞の事です。

 一般的には関節のオステオパシー機能障害は、関節の間の結合組織の靭帯・関節包・関節面の半月・椎間板の線維輪・脊椎深部筋に緊張を起こします。

 この緊張は物理的ストレス・化学的ストレス・精神的ストレス・生物学的ストレスが原因に成り、身体の適応範囲を超えると、害を受けたと認識され、防衛の反応が不適切に生じて、組織緊張~循環異常~神経中枢の処理~末梢神経の運動ニューロンの興奮~組織緊張この異常なサイクルが止まらず、不適切な緊張が持続します。

 

 身体の害を感じる感覚は侵害受容器が感じます、専門的には先端は自由終末にに成っていて、高い刺激で興奮する太い神経から情報を伝えるポリモーダル侵害受容器と、比較的低い刺激でも興奮する小さい太さのⅭ線維の侵害受容器があります。

 大きな怪我などの損傷の刺激の痛みはポリモーダル侵害受容器の太い神経線維がインパルス電流を脊髄に伝えます、オステオパシー機能障害では常に関わる神経は何方かと言うと、小口径の小さいⅭ神経線維の方です。

 

 侵害受容器の太い神経も小さい神経も、物理的刺激・化学的刺激・過剰な温度の全てに反応します、例えば機能障害を起こした結合組織は循環が悪くなり酸素が低下し代謝産物が溜まり、組織が物理的に緊張し、これらの刺激は怪我ほど大きな刺激で無ければポリモーダル侵害受容器は興奮させません、ですがオステオパシー機能障害のレベルではⅭ線維が興奮し異常な反射を脊髄反射レベルで生じます。

 大きな怪我でポリモーダル侵害受容器が興奮した場合、その刺激は脊髄から脳に伝達され意識を自覚する大脳新皮質の中心溝回まで伝わり、痛みとすぐに自覚しますが、Ⅽ線維の侵害刺激は刺激量が低い場合は脳の新皮質にまですぐに伝わりません、ですが刺激の情報が持続したり小口径からの侵害刺激の情報の量が増えた場合、ワインドアップ「巻き上げ・・・・」。

 いかん・・・また脱線してチョット専門的に成りすぎました、スイマセン。

 わたしがここで言いたかったのは、多くの痛み止めの薬は怪我の初期の腫れている状態で痛みがひどい場合は有効ですが、オステオパシー機能障害からⅭ線維系が活性化し痛みを出している場合「大半の肩こりや・首の痛み・腰痛」は、その場限りの痛みの感覚の誤魔化しにすぎません、何故なら緊張した結合組織を緩めていないからです。

 実はオステオパシーはとても合理的に生理の法則にしたがいこの負の連鎖から生じる、腰痛や肩こりや首の痛みを解消します、逆に言うとこの合理的な方法はオステオパシーの強みです・・・オステオパシー科学です。

 

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