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一番有効的なオステオパシーのテクニックとは

 

一部の方からまたオステオパシーの最も有効な手技は何ですかと質問がありました。

オステオパシーの有効な手技に対する回答は単純です。基本的には、症状を訴える方の原因や大きな要因に成っているオステオパシー機能障害に対する手技で、また安全な方法です。

例えば来院動機は症状の辛さで私の施術院に来ますが、症状と原因は必ずしも同じではありません。

 腰痛で例を挙げると「下記参照」

  • 腰痛の原因は隔膜や内臓の機能障害が原因で腰部が鬱血を起こし腰痛の症状を出すかも知れません。
  • 骨盤や体幹や下肢に関わる筋骨格系の機能障害のバイオメカニズムの変調からの腰痛。
  • 内臓や筋骨格系の複合的機能障害からの腰痛。

上記は大雑把に分けた一例で、それ以外の原因もあります。この様に観ると骨盤機能障害が原因の方に内臓のオステオパシーは有効ではありません。逆に内臓機能障害が原因の方に骨盤または頭蓋のオステオパシーは有効ではありません。

または、腰痛と関連した筋骨格系と内臓にも、慢性的な機能障害がある場合は内臓系と筋骨格系の両方のオステオパシーが必要です。

 オステオパシーの有効な手技とは、その人それぞれの原因にや要因により違うのです。

 そして、さらに複雑なのが、原因の理解です例えば時に骨盤の機能障害はその人の日常の姿勢の癖や動きの習慣に関わる場合があります、するとオステオパシーの骨盤に対する矯正手技だけで良いのでしょうか?

 または、消化管の内臓機能障害がある方が暴飲暴食を続けている場合、内臓オステオパシーを行いだけで効果を期待で切るのでしょうか?

 腰痛に関連した消化器の問題や、姿勢の問題を二つ同時に持つ方に対して、姿勢と飲食の指導をしなくて原因の改善に成るのでしょうか?

 実はオステオパシー機能障害の多くは、原因の一端で原因の一つの側面であり「要因」なのです、この様なオステオパシー機能障害に関しては、オステオパシーのテクニックは有効ですが、同時にその機能障害に合わせた日常の注意や改善策が重要です。

 来院する皆さんは症状の改善を求めて来院しますが、症状の原因や要因のを改善しないと症状は改善しません。

 この洞察は多くの日本のオステオパスは探求がまだまだ足りてない所だと私は考えています、文句を言っているのではなく、生活と身体の問題との関係は奥が深いのです・・・。

 余談ですが、実はスティルは自らが残した書籍の中で、一次機能障害の事に対して・・・・長くなったのでコレくらいにします、また気が向いたら書きますね。

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