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筋筋膜性腰痛とオステオパシー

 

今回は近年よく聞く事が多くなってきた筋筋膜性腰痛や私の注目点、オステオパシーによる施術の例をご紹介します。

筋筋膜てなに?

医学用語では基本的に筋肉の事を筋(マッスル)と言います。筋膜は筋を包み込む線維性の膜で筋の表面から内部まで包み、骨にまで付着する粘弾性を持ちます。

筋にはこの膜がピッタリとくっ付き、筋と共に筋膜は存在します。この筋と筋を包む膜の複合体をまとめて筋筋膜(マイオファッシャー)と言います。
日本語では筋筋膜と翻訳してる場合と筋と筋膜をまとめて筋膜と書いている事が多く、紛らわしくなっています。

筋膜機能障害とトリガーポイント

筋膜及び筋筋膜機能障害は、肉離れの様な筋筋膜の亀裂の怪我ではありません。
この問題は筋や筋膜の持続的緊張や、それに伴う筋筋膜の鬱血を起こし、老廃物が溜まり痛みを感じる感覚器(侵害受容器)が刺激され、また筋筋膜の長さを認識する感覚器(固有受容器)と神経の協調性が乱れた状態を持続すします。この状態が酷くなると関連部位に痛みを出します。
この筋筋膜の機能障害は筋膜トリガーポイントと同じ現象を指すとされます。

筋膜トリガーポイント

筋膜トリガーポイントは略してトリガーポイントと呼ばれる。アメリカのジョンFケネディー大統領の主治医のジャネット・トラベル医学博士が考案し、同僚のディヴィット・サイモンズ医学博士と共同で研究し、著書「筋膜痛と機能障害:トリガーポイントマニュアル」として世に出しました。
トリガーポイントは、このコンセプトが生まれる前から世界の様々な代替療法や伝統医学では筋や筋膜や腱などの軟部組織の緊張などに対象にした、手技療法(マッサージ・オステオパシーの軟部組織法・按摩・その他・・)や鍼などの手法が存在していたが、それらの軟部組織の問題を医学的方法で解明し、その施術法を提案しました。
この筋膜機能障害の考えは、オステオパシー機能障害の体性機能障害に包括される概念だとオステオパシーの世界では捉えています。

筋筋膜性腰痛と原因

筋筋膜性腰痛は、腰痛に関係する筋筋膜機能障害から生じた腰痛の事を指します。
この筋筋膜由来の腰痛は、筋骨格系へのオステオパシーの手技が対応します。
筋筋膜性腰痛は急な腰の曲げ伸ばしや、持続的不良姿勢や、外傷の後遺症と言った出来事から生じます。

その他にも心理的ストレスや内臓からの問題も原因に関わり得ます

筋筋膜機能障害と腰痛との関係

この筋筋膜性腰痛は、腰痛を感じる所の筋筋膜が筋膜機能障害を起こしているとは断定できません。
この事はトラベルらの研究でも分かっています。

例えば腰の外側で骨盤付近の腰痛では、次の筋筋膜の機能障害のどれでもこの腰の部分に起こり得ます。

  • 胸最長筋
  • 腸肋筋
  • 腰方形筋
  • 中殿筋

    これらの筋筋膜機能障害はオステオパシーの専門家や、このトリガーポイントの専門の教育を受けた理学療法士やマッサージの方も問題の該当部位の特定と施術が可能だと思います。

    当院のオステオパシーは、この筋筋膜機能障害に対して非常に多彩な手技のトリートメントを持ちます。 マッサージや指圧に類似したオステオパシーの手技に軟部組織テクニックがあり、それ以外でも筋エネルギーテクニックやカウンターストレインや筋膜リリースはオステオパシーの独壇場です。

オステオパシーから見た筋筋膜機能障害の問題点

オステオパシーは全身の身体の構造の機能障害を施術します。

そして身体の全身の構造を大きく下記の3つに分類します。

筋筋膜や関節の筋骨格系の機能障害を「体性機能障害」
内臓の膜や筋や実質の機能障害を「内臓機能障害」
頭蓋や髄膜や脳脊髄液の循環に関わる機能障害を「頭蓋仙骨機能障害」

一般の手技療法の多くは筋筋膜の施術が大半です。その中でキチンとトリガーポイントの事を施術者が勉強していれば、筋筋膜機能障害由来の腰痛であれば改善可能かも知れません。
ただ問題は筋筋膜機能障害は2次的な問題である事も多い点です。

内臓の膜は多くは筋膜に繋がっており、内臓の不快な情報は神経を経由して筋筋膜に異常な緊張を起こし得ます。
心理的ストレスは自律神経に影響し、脳脊髄液の循環や脳や脊髄硬膜の緊張度を上げるとオステオパシーは考えています。自律神経の交感神経の緊張や精神的ストレスは腰痛などの感覚を脳で助長します。

筋骨格系には筋筋膜以外にも関節機能障害もあります。そしてオステオパシーはこの筋膜と関節の機能障害は連続的にユニットとして問題を起こし得る事に注目します。
例えば、筋筋膜性腰痛を起こし得る腸肋筋の筋筋膜の機能障害では肋骨の関節機能障害がある場合、先に肋骨の関節機能障害を手技で解放しないと、改善しない場合があります。

上記のように、筋筋膜性腰痛が他の機能障害の2次的問題で腰痛の痛みを出す場合は、その原因に手技を施す必要性が高いのです。そうなると二次的問題から生じた筋筋膜性の腰痛には筋筋膜へのトリガーポイントの方法や、マッサージや筋膜リリースだけでは改善しません。

オステオパシー固有の考えとしては、筋筋膜機能障害の原因もしくは複合原因として、関節機能障害や内臓機能障害や頭蓋仙骨機能障害を疑います。

当院のオステオパシー

当院のオステオパシーの施術者はフランスのオステオパシーの国家認定校のディプロマを取得し、腰痛に対する論文が認められてオステオパシーDOを取得しています。
また過去にアメリカはミズーリ州のカークスビル・カレッジ・オブ・オステパシック・メディスンで、マイケル・クチェラDOより、トリガーポイントに対するオステオパシーアプローチの講義を受け

ています。

腰痛でお困りの方に当院をお勧めします。筋筋膜性腰痛とそれ以外の腰痛の機能的問題に対応可能です。(できる限り貢献したいと思います。

参考文献

オステオパシー総覧  アメリカン・オステオパシー協会  出版エンタープライズ

新版・二ユーロ・マスキュラーテクニック  レオン・チャイトー  ガイアブックス

 

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