オステオパシーとは
オステオパシーとは?
オステパシーは、1874年に外科医のATスティルが、アメリカのミズーリ州カンサスのベイカー大学で公開した療法で、解剖学に基ずき、アメリカやヨーロッパの思想や伝統医術をヒントに体系化した。
オステオパシーはマニプュレーション「手技」を中心とした療法で、オステオパシーの意味は「骨(生きた構造)の特性を利用した治療」の意味合いを持ちます。
オステオパシーは、自然治癒力(自己調整・自己治癒)がブロックしている体の部分を活性化させる事を目的に、手を用いた匠で繊細な手技で検査と施術を行い、自己治癒力の効率を上げることで、不快な症状や体調を自己の治癒力や調整作用で改善及び緩和する事を目的とした手技療法です。>>詳しくはこちら
現在のオステオパシーは世界の他の手技療法と比較しても、学理や技術の独創性と質の高さや効果と応用性と安全性のレベルの高さから、アメリカ・イギリス・フランスでは法制化されていて、WHO(国連の機関・世界保健機構)でも高く評価され、多くの欧米地域で確固たる地位を築いています。
世界の数多くのオステオパス(オステオパシーを行う人)の施術実践により確認された、効果と安全性の高い実践技術や医学博士の研究と相まって今日に到り、実践の結果を基礎に発展したアカデミックで伝統と歴史のある手技療法です。・・・フランスでは医師が学校でオステオパシーを学び直し、アロパシー(対症療法・現代西洋医学)からオステオパシーに転職してしまう例があるほどです。
日本においては、本場のトータルな質の高いオステオパシーの学理と技術(手技)を行っている所は希で、日本の多くの手技療法家達も、正式なオステオパシーの概念や全体像を理解しておらず、本場の総合的なオステオパシーの存在価値を大半の方は理解していません。
オステオパシーは、人の体の構造と機能の自然法則(オステオパシーの哲学的法則)に則って解剖を基礎とした医学原理(オステオパシー原理)を発展させ、この原理に沿って自然治癒力を促す手段として、オステオパシー手技(オステオパシーの実践)を安全かつ効果的に行う、学理と技術を意味します。
オステオパシーは、繊細な手による触診を中心とした観察で検査を行い、組織が訴えかける身体の声なき声を聞き取り、その生きた情報を基に自然の法則(オステオパシーの法則)に沿った医学的知識(解剖と生理を中心とした)から身体を推察し、身体の訴えに適した手技をテーラーメイドに選択し、組織との調和を重んじた繊細な調整手技を行う事で施術を行います。
症状が同じでも原因や体質が違えば調整手技や施術計画は異なります、オステオパシーは応用性や有効性・持続性または非依存性・安全性が高く、基本的に心地よい手技が大半です。
自然治癒力を促し、自分自身の内部の治癒力が改善に向けて機能できるよう促します、全身構造の多数の機能的制限による問題に対して、改善を促す身体に優しい療法です。 応用原論を兼ね備え、熟練された繊細な手技療法による施術を行い、日常姿勢と動作・運動法・食事・メンタルケアの生活のアドバイスも行います。
柴岡オステオパシーオフィスのオステオパシーは・・・
柴岡オステオパシーオフィスの提供するオステオパシーは、ジャパン・カレッジ・オブ・オステオパシーで習得したオステオパシーを基礎に、より発展的なイギリス・フランス・カナダ・アメリカの、最新のオステオパシーの学理と技術も数多く導入しています。
当院はオステオパシーはオステオパシーの基礎と原則を重視し、その上に様々な応用を統合化したオステオパシーを行います。
また当院のオステオパシーは学理と技術の探求を世界的オステオパシーのパイオニアから常に行い、適応性・有効性・安全性の向上に努めています。
最新のオステオパシー総合診断法から原因を調べ、筋骨格系・内臓系・頭蓋仙骨系や抹消神経・動静脈の個人の問題に合った、テーラーメイドな総合的オステオパシー手技の調整を行います(以下参照)。
マッサージ・カイロ・整体と違い、オステオパシーの特徴は全身の機能を専門的で総合的に手技で調整を考えていく所です。

骨関節・関節包・靭帯・筋膜・筋・腱・(骨・骨間膜)の調整法です。
各種・筋骨格系オステオパシー
- ジェネラルオステオパシートリートメント(GOT)
- ソフトティッシュー(ST)
- アーティキュレーション(ART)
- 高速度低振幅法(HVLA)
- マッスルエナジートリートメント(MET)
- 靭帯性関節ストレイン(LAS)
- インダイレクトテクニック(ID)
- カウンターストレイン(CS)
- 筋(腱)膜リリース(MFR)
- 促通姿勢リリース(FDR)
- ATスティルテクニック
- 骨内リージョン(病変)粘弾性手技
- 骨間膜マニピュレーション
- その他

循環器・呼吸器・消化器・泌尿器・生殖器・内分泌の調整法
感情(モーショナル)に対する内臓アプローチ
各種・内臓オステオパシー
- 内臓マニピュレーション(VM…フランス式)
- 内臓器官オステオパシー(カナダ式)
- チャップマン反射(内臓反射手技)

中枢の運動・脳脊髄腋の生成・排液・硬膜の相互緊張膜・頭蓋(顔面)骨と仙骨の調整法
各種・頭蓋オステオパシー(以下の一部は脳実質オステオパシー )
- 頭蓋オステオパシー(CR)
- 頭蓋組織マニュピレーション(頭蓋・硬膜・脳・感情に対する手技)
- 頭蓋仙骨療法(CST)
- 脳・脳室のオステオパシー

インテンションの応用や、神経制限にアプローチする手技や、血管制限にアプローチする手技、
またわリンパドレナージに対応する手技や、体性感情に対するアプローチ。
インテンショナル・インダクション(サトル・オステオパシー)
抹消神経マニピュレーション(体性神経系)
- 脳神経手技(体性神経&自律神経)
- 動静脈マニピュレーション
- リンパテクニック(サザーランドスタイル)
- ソマトエモーショナルリリース(体性感情開放)・・・バラルDОのスタイル
上記の個々の領域の構造と機能を、統合的に調えます。
オステオパシーでは、身体は部分的に起こったと思えるような症状でも、原因は他の所に有ったり、連鎖的に症状に結びつく幾つかの機能的問題を生じ安いと考えるので、部分的な症状でも身体全体の機能に注目し、身体全体を整えて行く事を基本として施術を行います。施術のやり方は、症状の原因の違いにより、または体質・経過により様々なタイプに分けられるので、各個人・個人に合った施術方法が用いられる。
世界に広がるオステオパシー

オステオパシーの創始者ATスティルは1897年にミズーリ州カークスビルで初のオステオパシーの学校、アメリカン・スクールオブ・オステオパシー:ASO(現:カークスビル・カレッジ・オブ・オステオシク・メデスン:KCOM)を開校しました。
この学校が基礎となりオステオパシーの教育と発展を成す人材が育成され、オステオパシーがアメリカの多くの人々に認知されました。 様々な州に広がり州法で認可され、学校が作られオステオパシーが広がっていったのです。 イギリスの生理学者であったジョン・マーティン・リトルジョン博士は、初期のASOでATスティルのもとオステオパシーを学びました。
その後にイギリスに帰りヨーロッパのオステオパシーの核となっていくブリテッシュ・スクールオブ・オステオパシー:BSOを開校します。 この学校を卒業したオステオパース(オステオパシー療法士)が多くの学校をフランスやイギリスに作り、(ESOなど・トムダーマー博士:開校)、そこから更にフランスやカナダ・ポルトガル・オーストラリア・スペイン・ドイツ・ロシアなどに学校を作り、世界にオステオパシーが広がって行ったのです。
現在はヨーロッパを中心に法整化がイギリスやフランスで成され、世界各国の団体がまとまり、国連のWHOの傘下であるWOHO(世界オステオパシー保健機構)を作り、国連の働きのもと世界共通基準のオステオパシーの発展と普及の為のめざましい活動が展開されています。
世界の手技療法
日本の整体の全体像は、起源・歴史・原理・有効性・安全性が曖昧な、定義がバラバラで定かでは無い、色々な説のある不確定な用語で、個人的経験・個人的研究・個人的発想で成り立っていて、起源や原理や定義が曖昧な手技療法です。
日本に広く存在する整体の名称は、大正9年頃から登場し整胎術などの用語がルーツらしく、実は中国の伝統医学に整体の言語は存在すらしていない、ちなみにオステオパシーの誕生は明治7年でより歴史が古いようです。
始め整体を名乗った多くは日本武術の徒手施術法(活法・正骨・整骨・・・)に、大正時代に日本に入ったカイロプラクティックやオステオパシー、スポンデュロセラピーなどのいくつかの西洋の書物からの影響を受けたようですが、書物から個人の発想でミックスしているため、クオリティーの面や定義がかなり曖昧です。
現在の日本の 整体の多くは、カイロプラクティックが何故だか整体と唱えたりする場合が在ったり、中国の按摩や推拿とか正骨を、中国整体と表現したりする場合が多いようですが、中国の高いレベルの脈診や舌診などの四診法や、八網弁証や弁証論を元に推拿や正骨を修めているかは・・・・・分りませんが・・・。
日本伝統武術の徒手武術(骨指術・骨法・柔・和・和儀・腰廻・和術・体術・羽手・柔術)に対する裏の技法として、武術に伝わった伝統的医術の手技の分野が、大正時代の整体のルーツと呼ばれているが正式には整体と呼ばれる事は無いようです。
日本の古い伝統武術の手技は、活法・正骨・骨法・整復術・蘇生術・接骨術・整骨術などの名前で呼ばれ、多くの武医術が漢医学(現・中医学)の導引按橋をルーツに発生した、古い中国の按摩術や整骨術や正骨術の影響を大きく受け、特に楊心流から派生した武術流派での個々の研究が合ったようです。
柔道整復と一部の整体の違い
今の柔道整復師にも一般的に忘れ去られた事を書きます、整骨院や接骨院でお馴染みの柔道整復術は、伝統武術の天神真楊流柔術(楊心流からの派生)の柔術家・宮本半蔵などが、接骨や整復術の技術を、講道館柔道に導入し生まれた歴史があります、その他にも武備心流体術の名倉直賢の整骨を名倉と呼びました、ところがこれ等の各古武術から伝わった柔道整復術の技法は、ほぼ失伝状態で現在は整形外科の手法に変っていて、伝統的柔術医学の骨接ぎの技法は、ごく僅かにしか残っていない。
柔道整復の手技は骨折の接骨術と、脱臼の整復術と、急性捻挫の固定術を行う急性外傷に対応した療法で、外傷のリハビリにも対応しています。
昔存在した経絡や経穴(ツボ)療法に該当する活法や、骨格矯正に該当する正骨は柔道整復では行なわれていない。・・・・・ごく一部の整体は柔道整復の国家資格の技術に該当する、骨折への接骨術や脱臼への整復術は行わず、経絡や経穴(ツボ)療法や骨格矯正に属する、活法や正骨の手法を整体として行う所もあるようだ。
※オステオパシーの源流は日本の整復術に有るように書かれたり、フルフォードの命の輝きも、おそらくもこれを引用したと思われるが、アメリカン・アカデミー・オブ・オステオパシー「AAО」の元会長、ジョン・ジョーンズ三世の話では、歴史的根拠が無く数多く存在するオステオパシー起源説の、寓話のほんの一つと理解されています。

オステオパシーと同じくアメリカ生まれの手技療法で、ボーン・セッターや特にオステオパシーの影響をとても大きく受け、オステオパシー誕生の約20年後にD・Dパルマーが名乗った手技療法。
D・Dパルマーのカイロプラクティックは、神経と関節構造との係わりに注目した、施術原理は神径圧迫を伴う椎骨の亜脱臼(ズレ)・サブラクセーションにより、神経の機能が変調し身体の不調を生じると考え、サブラクセーションの徒手関節矯正を施術内容とした。
カイロプラクティックの施術の伝統的方法としては、脊柱の単独の椎骨のサブラクセーションだけに、短梃子のアジャスト〔突きによる瞬間矯正〕による直接矯正のみが、唯一のカイロプラクティックの施術だとダニエル・デービット・パルマーは定義した。

地中海諸国や、ヨーロッパなどの地方で行われていた、軟部組織(筋・筋膜)に対する手技療法で、マッサージはフランス語でその言葉のルーツを、古いヘブライ語で捏ねるを意味する・マス・や、ギリシャ語のマッサーやマスースに由来すると言われている。
施術は主として緊張した軟部組織[筋・筋膜]の緩和で、方法としては軟部組織に揉捏・軽擦・その他・・などの力を直接的操作法を加え、軟部組織の柔軟性を得ようと、手による物理的刺激で生理機能の恒常性を促そうとします。
現在の世界のマッサージの基礎であり、核となるマッサージはスウェーデン式マッサージで、スウェーデンの体操教師・パー・ヘンリック・リング「1776~1839」が中国に旅行した際、驚異的な効果を及ぼす手技(中国式按摩)を学び、スウェーデンに帰り、ヨーロッパ地域の伝統的な軟部組織操作手技をまとめ、これがスエーデシュ・マッサージとなり、アメリカ大陸には1960年ごろに直接伝わり、欧米圏の代表的なマッサージとして世界に知られています。





